前回の記事:【30日チャレンジ|5日目】徳(アレテー)とは何か?
アリストテレスの「中庸」とは?
30日チャレンジの6日目。
今回のテーマは、アリストテレスの哲学に登場する「中庸(ちゅうよう)」という考え方です。
中庸と聞くと、何事もほどほどにすることや、極端な行動を避けることをイメージするかもしれません。
しかし、アリストテレスのいう中庸は、単純に物事の真ん中を選ぶことではありません。
状況に応じて、何が適切なのかを判断することです。
例えば、勇気について考えてみます。
危険を恐れて何も行動しないのは、臆病といえるかもしれません。
一方で、危険を顧みずに無謀な行動をするのも、適切とはいえません。
大切なのは、恐怖を感じながらも、状況を判断して必要な行動を取ることです。
つまり、中庸とは、いつも同じ行動を取ることではありません。
そのときの状況や目的に応じて、適切な行動を選ぶこと。
これが、今回学んだ中庸の考え方です。
自分の人生に置き換えて考える
では、この考え方を自分の人生に当てはめてみます。
自分が目指しているのは、幸せな状態になることです。
自分にとっての幸せとは、
「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」
です。
そのために、健康、人間関係、お金(生活費)、資産という4つのダイヤモンドを磨いています。
ただし、4つすべてに毎日同じ時間や労力をかければよい、というわけではありません。
体調が悪いときは、健康を優先する必要があります。
人との約束がある日は、人間関係を大切にする時間を確保したい。
生活費に不安があるなら、収入を増やしたり、支出を見直したりすることが必要です。
将来の夢を実現したいなら、そのための知識を学び、小さな行動を積み重ねることも大切です。
4つのダイヤモンドをバランスよく磨くとは、すべてを均等に扱うことではなく、そのときに必要なものを見極めることなのかもしれません。
成長することと、人生を楽しむこと
最近、自分がよく考えているのは、成長することと人生を楽しむことの関係です。
AIとの対話を通じて知識を得たり、新しいことを学んだりする時間は、自分にとって大切なものです。
将来は、仲間と一緒にカラオケ居酒屋を営んだり、仲間と共に生活できる街をつくったりしたいと考えています。
そのためには、経営や人材管理、資金管理など、学ぶべきことがたくさんあります。
以前、ラブホテルの支配人をしていた経験もあります。
従業員の管理、店舗運営、売上管理など、すでに身につけている能力もあります。
これまでの経験を活かしながら、新しい知識を学び、実際の行動につなげていくことが必要です。
一方で、学ぶことや成長することだけに時間を使い、人生を楽しむことを後回しにしてしまったらどうでしょうか。
自分が本当に望んでいるのは、知識を増やすことだけではありません。
身につけた知識や能力を活かして、好きな人と一緒に行動し、挑戦し、人生を楽しむことです。
成長は、幸せになるための手段のひとつです。
成長そのものが目的になってしまい、人生を楽しむことを忘れてしまっては、本末転倒かもしれません。
だからこそ、成長する時間と、人生を楽しむ時間の両方を大切にしたいと思います。
お金についても、中庸を考える
お金についても、同じことがいえそうです。
将来のために資産を増やすことは大切です。
しかし、将来のためにと考えて、今の生活や人間関係を犠牲にしすぎるのは、自分が望む幸せにつながるのでしょうか。
反対に、今を楽しむことだけを優先して、将来の生活が苦しくなってしまうのも避けたいところです。
自分には、まず守るべき基本方針があります。
「収入以上に支出をしない」
生活費を自分で賄える状態を目指し、借金を返済しながら、将来の自分を楽にする資産も育てていく。
そのうえで、仲間と過ごす時間や、自分がやりたいことにもお金を使える状態を目指したいと思います。
ただ節約するのでも、好きなことに無計画にお金を使うのでもありません。
自分が望む幸せを実現するために、お金をどう使うかを考えることが大切なのだと思います。
中庸は、我慢することなのか?
ここまで考えて、ひとつ疑問が生まれました。
中庸を意識するということは、自分のやりたいことを我慢することなのでしょうか。
自分は、そうではないと考えています。
もちろん、今すぐにはできないこともあります。
お金や健康など、現状では制約があるからです。
しかし、できないことがあるからといって、挑戦そのものを諦める必要はありません。
今できることから始めればよいのです。
例えば、カラオケ居酒屋を実現したいなら、いきなり店を構えることだけが行動ではありません。
必要な知識を調べる。
過去の店舗運営経験を振り返る。
経営に必要な能力を整理する。
実現に向けて、小さな一歩を踏み出す。
こうした行動も、夢に近づくための大切な取り組みです。
自分は、AIとの対話を通じて知識を得ることを繰り返しています。
ただ、知識を得るだけでは、まだ十分ではありません。
学んだことを実際の行動に変え、記録し、振り返り、改善していく必要があります。
今の自分にできることを実行しながら、将来の可能性を広げていく。
それが、自分にとっての中庸に近い考え方なのかもしれません。
今日の問い:今、何を優先するべきか?
今回の学びを通じて、自分なりに考えたことがあります。
それは、何でもバランスよくこなそうとするよりも、今の自分にとって何が大切なのかを考えることです。
自分は、4つのダイヤモンドを毎日少しずつ磨きながら、その日の重点テーマをひとつ決めることにしています。
すべてを完璧にやろうとする必要はありません。
体調や仕事、予定に応じて、優先順位を変えてもよいのです。
大切なのは、何となく時間を使うのではなく、自分が望む幸せにつながる行動を選ぶことです。
そこで、今日は次の問いを考えてみます。
「今の自分が、幸せな状態に近づくために、最も優先するべきことは何だろう?」
健康なのか。
人間関係なのか。
生活費を自分で賄える状態をつくることなのか。
それとも、将来の夢につながる知識を行動に変えることなのか。
その答えは、毎日同じとは限りません。
だからこそ、その日の自分の状況を確認し、優先順位を決めていきたいと思います。
まとめ:自分が望む幸せのために、何を優先するか
今回、アリストテレスの「中庸」について学びました。
中庸は、単純に何事もほどほどにすることではありません。
状況に応じて、適切な行動を選ぶことです。
自分の人生に置き換えると、4つのダイヤモンドを均等に磨くことだけが、バランスのよい生き方ではないのだと思います。
健康を優先する日があってもよい。
人間関係を大切にする日があってもよい。
生活費を整えることに集中する日があってもよい。
将来の夢に向けて、知識を行動に変える日があってもよい。
そのときの状況に応じて、優先順位を決めればよいのです。
自分が目指しているのは、単に知識を増やすことでも、成長し続けることでもありません。
好きな人と行動や挑戦を共にできる、幸せな状態になることです。
その目的を忘れずに、今できることをひとつずつ積み重ねていきたいと思います。
中庸とは、何でもほどほどにすることではなく、
「自分が望む幸せのために、今、何を優先するかを考えること」
なのかもしれません。
次回の記事:【30日チャレンジ|7日目】幸福は「結果」か「生き方」か?