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【30日チャレンジ|6日目】「中庸」という考え方

前回の記事:【30日チャレンジ|5日目】徳(アレテー)とは何か?

アリストテレスの「中庸」とは?

30日チャレンジの6日目。

今回のテーマは、アリストテレスの哲学に登場する「中庸(ちゅうよう)」という考え方です。

中庸と聞くと、何事もほどほどにすることや、極端な行動を避けることをイメージするかもしれません。

しかし、アリストテレスのいう中庸は、単純に物事の真ん中を選ぶことではありません。

状況に応じて、何が適切なのかを判断することです。

例えば、勇気について考えてみます。

危険を恐れて何も行動しないのは、臆病といえるかもしれません。

一方で、危険を顧みずに無謀な行動をするのも、適切とはいえません。

大切なのは、恐怖を感じながらも、状況を判断して必要な行動を取ることです。

つまり、中庸とは、いつも同じ行動を取ることではありません。

そのときの状況や目的に応じて、適切な行動を選ぶこと。

これが、今回学んだ中庸の考え方です。

自分の人生に置き換えて考える

では、この考え方を自分の人生に当てはめてみます。

自分が目指しているのは、幸せな状態になることです。

自分にとっての幸せとは、

「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」

です。

そのために、健康、人間関係、お金(生活費)、資産という4つのダイヤモンドを磨いています。

ただし、4つすべてに毎日同じ時間や労力をかければよい、というわけではありません。

体調が悪いときは、健康を優先する必要があります。

人との約束がある日は、人間関係を大切にする時間を確保したい。

生活費に不安があるなら、収入を増やしたり、支出を見直したりすることが必要です。

将来の夢を実現したいなら、そのための知識を学び、小さな行動を積み重ねることも大切です。

4つのダイヤモンドをバランスよく磨くとは、すべてを均等に扱うことではなく、そのときに必要なものを見極めることなのかもしれません。

成長することと、人生を楽しむこと

最近、自分がよく考えているのは、成長することと人生を楽しむことの関係です。

AIとの対話を通じて知識を得たり、新しいことを学んだりする時間は、自分にとって大切なものです。

将来は、仲間と一緒にカラオケ居酒屋を営んだり、仲間と共に生活できる街をつくったりしたいと考えています。

そのためには、経営や人材管理、資金管理など、学ぶべきことがたくさんあります。

以前、ラブホテルの支配人をしていた経験もあります。

従業員の管理、店舗運営、売上管理など、すでに身につけている能力もあります。

これまでの経験を活かしながら、新しい知識を学び、実際の行動につなげていくことが必要です。

一方で、学ぶことや成長することだけに時間を使い、人生を楽しむことを後回しにしてしまったらどうでしょうか。

自分が本当に望んでいるのは、知識を増やすことだけではありません。

身につけた知識や能力を活かして、好きな人と一緒に行動し、挑戦し、人生を楽しむことです。

成長は、幸せになるための手段のひとつです。

成長そのものが目的になってしまい、人生を楽しむことを忘れてしまっては、本末転倒かもしれません。

だからこそ、成長する時間と、人生を楽しむ時間の両方を大切にしたいと思います。

お金についても、中庸を考える

お金についても、同じことがいえそうです。

将来のために資産を増やすことは大切です。

しかし、将来のためにと考えて、今の生活や人間関係を犠牲にしすぎるのは、自分が望む幸せにつながるのでしょうか。

反対に、今を楽しむことだけを優先して、将来の生活が苦しくなってしまうのも避けたいところです。

自分には、まず守るべき基本方針があります。

「収入以上に支出をしない」

生活費を自分で賄える状態を目指し、借金を返済しながら、将来の自分を楽にする資産も育てていく。

そのうえで、仲間と過ごす時間や、自分がやりたいことにもお金を使える状態を目指したいと思います。

ただ節約するのでも、好きなことに無計画にお金を使うのでもありません。

自分が望む幸せを実現するために、お金をどう使うかを考えることが大切なのだと思います。

中庸は、我慢することなのか?

ここまで考えて、ひとつ疑問が生まれました。

中庸を意識するということは、自分のやりたいことを我慢することなのでしょうか。

自分は、そうではないと考えています。

もちろん、今すぐにはできないこともあります。

お金や健康など、現状では制約があるからです。

しかし、できないことがあるからといって、挑戦そのものを諦める必要はありません。

今できることから始めればよいのです。

例えば、カラオケ居酒屋を実現したいなら、いきなり店を構えることだけが行動ではありません。

必要な知識を調べる。

過去の店舗運営経験を振り返る。

経営に必要な能力を整理する。

実現に向けて、小さな一歩を踏み出す。

こうした行動も、夢に近づくための大切な取り組みです。

自分は、AIとの対話を通じて知識を得ることを繰り返しています。

ただ、知識を得るだけでは、まだ十分ではありません。

学んだことを実際の行動に変え、記録し、振り返り、改善していく必要があります。

今の自分にできることを実行しながら、将来の可能性を広げていく。

それが、自分にとっての中庸に近い考え方なのかもしれません。

今日の問い:今、何を優先するべきか?

今回の学びを通じて、自分なりに考えたことがあります。

それは、何でもバランスよくこなそうとするよりも、今の自分にとって何が大切なのかを考えることです。

自分は、4つのダイヤモンドを毎日少しずつ磨きながら、その日の重点テーマをひとつ決めることにしています。

すべてを完璧にやろうとする必要はありません。

体調や仕事、予定に応じて、優先順位を変えてもよいのです。

大切なのは、何となく時間を使うのではなく、自分が望む幸せにつながる行動を選ぶことです。

そこで、今日は次の問いを考えてみます。

「今の自分が、幸せな状態に近づくために、最も優先するべきことは何だろう?」

健康なのか。

人間関係なのか。

生活費を自分で賄える状態をつくることなのか。

それとも、将来の夢につながる知識を行動に変えることなのか。

その答えは、毎日同じとは限りません。

だからこそ、その日の自分の状況を確認し、優先順位を決めていきたいと思います。

まとめ:自分が望む幸せのために、何を優先するか

今回、アリストテレスの「中庸」について学びました。

中庸は、単純に何事もほどほどにすることではありません。

状況に応じて、適切な行動を選ぶことです。

自分の人生に置き換えると、4つのダイヤモンドを均等に磨くことだけが、バランスのよい生き方ではないのだと思います。

健康を優先する日があってもよい。

人間関係を大切にする日があってもよい。

生活費を整えることに集中する日があってもよい。

将来の夢に向けて、知識を行動に変える日があってもよい。

そのときの状況に応じて、優先順位を決めればよいのです。

自分が目指しているのは、単に知識を増やすことでも、成長し続けることでもありません。

好きな人と行動や挑戦を共にできる、幸せな状態になることです。

その目的を忘れずに、今できることをひとつずつ積み重ねていきたいと思います。

中庸とは、何でもほどほどにすることではなく、

「自分が望む幸せのために、今、何を優先するかを考えること」

なのかもしれません。


次回の記事:【30日チャレンジ|7日目】幸福は「結果」か「生き方」か?

【30日チャレンジ|5日目】徳(アレテー)とは何か?

「幸福とは何か?」を考える30日チャレンジ。

5日目の今日は、アリストテレスが考えた「徳(アレテー)」について学びます。

これまでの4日間で、自分にとっての幸せについて考えてきました。

現時点での自分の答えは、

「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」

です。

そして、その状態を実現するために、健康・人間関係・お金・資産という4つのダイヤモンドを磨いています。

Day4では、自分が今、時間を使って取り組んでいることについても考えました。

その一つが、AIとの対話です。

AIとの対話を通じて知識を得て、自分の考えを整理し、成長する習慣を身に付けたい。

そして、バイト以外の収入を得て、将来はカラオケ居酒屋の経営や、仲間との街づくりにも挑戦したい。

そんな自分にとって、「徳」という考え方は何か役立つのでしょうか?

今日は、それを考えてみます。

■ アリストテレスが考えた「徳」とは?

アリストテレスの『ニコマコス倫理学』では、「徳(アレテー)」が重要なテーマになっています。

徳という言葉を聞くと、道徳的に正しいことをする、立派な人間になる、といったイメージがあるかもしれません。

しかし、アレテーには「卓越性」や「優れたあり方」という意味もあります。

つまり、単に善人になるという話だけではありません。

ある能力を適切に発揮し、そのものにふさわしい働きをすることにも関係しています。

例えば、楽器を演奏する人なら、練習を重ねて演奏の技術を高める。

料理をする人なら、経験を積んで美味しい料理を作れるようになる。

人と関わる人なら、相手の立場を考え、誠実に接する力を身に付ける。

このように、何かをよりよく行えるようになることを考えると、徳という言葉の意味が少し理解しやすくなります。

アリストテレスは、知性に関わる徳と、人柄や性格に関わる徳を区別して考えました。

そして、人柄に関わる徳は、繰り返し行動することによって身に付いていくと考えました。

参考:"アリストテレス『ニコマコス倫理学』第2巻" (https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.01.0054%3Abook%3D2)

■ 知識を得ることと、能力を身に付けることは違う

この考え方を知って、今の自分の取り組みについて考えました。

自分は、AIとの対話を通じて、さまざまな知識を得ています。

哲学を学ぶ。

お金について学ぶ。

AIアプリの制作方法を学ぶ。

収入を増やす方法を考える。

しかし、知識を得ることと、その知識を使えるようになることは違います。

例えば、アフィリエイトについて学んでも、実際に商品を紹介し、収入につなげる行動をしなければ、収入は生まれません。

AIアプリの作り方を学んでも、実際に制作して公開しなければ、使ってもらえるかどうかはわかりません。

人間関係について学んでも、相手と実際に関わり、関係を育てなければ、仲間とのつながりは深まりません。

つまり、

知識を得ることは大切ですが、知識を行動に変え、経験を積むことも大切なのです。

この考え方は、今後の成長習慣をつくるうえで、意識していきたいと思いました。

■ 徳は、繰り返しの行動によって身に付く

アリストテレスは、人柄に関わる徳は、習慣によって形成されると考えました。

例えば、勇気について考えてみます。

最初から何事にも恐れずに行動できる人ばかりではありません。

不安を感じながらも、状況を考え、必要な行動を選ぶ経験を重ねることで、少しずつ勇気ある行動ができるようになるかもしれません。

誠実さも同じです。

一度だけ誠実に振る舞えば、それで誠実な人間になれるわけではありません。

日々の行動の中で、相手に誠実に接することを繰り返すことで、その姿勢が自分の習慣になっていきます。

これは、自分が身に付けたいと考えている「成長する習慣」にもつながります。

知識を得る。

小さく行動する。

結果を記録する。

振り返って改善する。

この繰り返しによって、知識だけではなく、行動する力も身に付いていくはずです。

もちろん、繰り返せばどんな行動でもよい習慣になるわけではありません。

何のために行動するのかを考え、結果を振り返り、必要に応じてやり方を変えることも大切です。

■ 自分が望む幸せのために、どんな力を身に付けたいのか?

ここで、自分が望む幸せに立ち返ってみます。

自分が目指しているのは、

「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」

です。

そのためには、どんな力が必要になるのでしょうか?

例えば、カラオケ居酒屋を経営するなら、

・お店を運営するための知識 ・収支を管理する力 ・お客さんや仲間と良好な関係を築く力 ・問題が起きたときに解決策を考える力

などが必要になりそうです。

仲間と街づくりをするなら、

・仲間の考えを理解する力 ・自分の考えを伝える力 ・異なる意見を調整する力 ・長期的な計画を立てる力

なども役立つでしょう。

こうして考えると、成長することは、それ自体を目的にするだけではなく、自分が望む未来を実現するためにも役立ちます。

ただし、今挙げた能力をすべて一度に身に付ける必要はありません。

必要なことを一つずつ学び、実際に試していけばよいのだと思います。

■ 「立派な人間になること」を目標にする必要はあるのか?

ここで、もう一度、自分の考えを確認します。

自分は今のところ、「よく生きること」を目指したいとは思っていません。

目指しているのは、あくまでも「幸せな状態になること」です。

アリストテレスは、徳を幸福と深く結び付けて考えました。

しかし、自分がその考えをそのまま人生の目標にする必要があるかどうかは、まだわかりません。

例えば、自分が望むカラオケ居酒屋を実現するために、経営の知識や人との関わり方を学ぶ。

仲間と街づくりをするために、計画を立てる力や協力する力を身に付ける。

こうした行動は、自分が望む幸せを実現するために役立つと考えられます。

その結果として、自分の能力や人柄が磨かれていくこともあるでしょう。

でも、それは「立派な人間になること」を直接の目標にしているからではありません。

自分が望む人生を実現するために必要なことを学び、行動しているのです。

自分にとって大切なのは、成長すること自体にとらわれず、何のために成長したいのかを忘れないこと。

この視点は、これからも大切にしたいと思います。

■ 4つのダイヤモンドとのつながり

今回の「徳」という考え方を、4つのダイヤモンドにも当てはめてみます。

健康。

身体の状態に合わせて、無理のない運動や生活習慣を積み重ねる。

人間関係。

相手を尊重し、約束を大切にし、仲間との関係を少しずつ育てる。

お金。

収入と支出を把握し、生活を自分で支えられる状態を目指す。

資産。

将来の自分を楽にするために、知識や経験を積み重ね、資産を育てる。

これらは、単に数値を増やせばよいというものではありません。

自分が望む幸せにつながるように、それぞれを適切に扱える力も身に付けていきたいと思います。

そして、体調や生活の状況に合わせて、できることを少しずつ続けていきます。

■ 今日の問い

今日の学びから、自分自身に次の問いを投げかけます。

① 自分が望む幸せな状態を実現するために、どんな能力が必要だろうか?

② 今の自分が持っている能力と、これから身に付けたい能力は何だろうか?

③ 知識を得るだけでなく、実際の行動に変えられているだろうか?

④ 成長するために繰り返している行動は何だろうか?

⑤ 自分が成長することは、好きな人と行動や挑戦を共にする未来に、どうつながるだろうか?

■ 今日の一歩

今日の一歩は、

「自分が望む未来に必要な能力を一つ選び、小さく行動する」

です。

例えば、カラオケ居酒屋の経営に必要な知識を一つ調べる。

バイト以外の収入につながりそうな行動を一つ進める。

仲間と一緒に挑戦するために、必要なことを考えて記録する。

こうした行動を、専用のプロジェクトなどで記録し、少しずつ積み重ねていきます。

自分は、カラオケ居酒屋の実現に必要なことを調べ、記録していくプロジェクトを始めることにしました。

一度調べて終わりではなく、学んだことを実行に移し、結果を振り返りながら改善していく。

その積み重ねが、夢の実現に近づくための経験になっていくと思います。

■ 今日のまとめ

今日、アリストテレスの「徳(アレテー)」について学びました。

そこで考えたのは、

知識を得るだけでなく、行動を繰り返すことで、自分の能力や習慣を磨いていくことが大切なのではないか。

ということです。

自分が目指すのは、あくまでも「幸せな状態になること」です。

好きな人と行動や挑戦を共にする。

そのために必要な知識を得る。

実際に行動する。

経験から学び、改善する。

この繰り返しによって、自分が望む未来に近づいていきたいと思います。

アリストテレスの考え方を学ぶことは、自分の人生を見直すきっかけになります。

ただし、学んだことをすべてそのまま受け入れるのではなく、自分の目的に照らし合わせながら、役立つものを取り入れていきます。

■ 今日の一言

「成長すること」を目的にするのではなく、「望む幸せを実現するために成長する」。

30日チャレンジは、まだ5日目。

学んだことを知識だけで終わらせず、少しずつ行動に変えていきます。

明日は、アリストテレスの「中庸」という考え方について学びます。

今日も、一歩進みます。

【30日チャレンジ|4日目】人生には「目的」がある

「幸福とは何か?」を考える30日チャレンジ。

4日目の今日は、アリストテレスの考え方から「目的」について考えてみます。

これまでの3日間で、自分なりに「幸せ」について考えてきました。

2020年の自分は、

「自由に考察できる時間と場所があり、自分で行動するコトを決めることができる状態」

を幸せだと考えていました。

そして、60歳になった今、あらためて自分にとっての幸せを考えています。

現時点での自分の答えは、

「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」

です。

ただし、まだ考え始めたばかりです。

これから30日間、哲学者や心理学者などの考え方を学びながら、自分にとっての幸せを明確にしていきたいと思います。

■ アリストテレスが考えた「目的」とは?

アリストテレスは、私たちが行う行動には、それぞれ目的があると考えました。

例えば、

料理をする。 → 美味しいものを食べる。

勉強する。 → 知識を身につける。

仕事をする。 → お金を得る。

お金を得る。 → 生活を維持したり、欲しいものを手に入れたりする。

このように、一つの行動が別の目的につながっていることがあります。

では、その先には何があるのでしょうか?

お金を得ることが目的だと思っていたけれど、本当は安心して暮らしたいのかもしれない。

安心して暮らしたいと思っていたけれど、本当は自由に使える時間が欲しいのかもしれない。

自由な時間が欲しいと思っていたけれど、本当は好きな人と一緒に過ごしたり、何かに挑戦したりしたいのかもしれない。

つまり、目の前の目的を一つ深く掘り下げることで、自分が本当に求めているものが見えてくる可能性があります。

■ 自分が行動する目的は何だろう?

ここで、自分自身の行動について考えてみます。

今、自分は健康を磨こうとしています。

お金について学び、収入を増やす方法も考えています。

AIを活用したアプリ制作や情報発信にも取り組んでいます。

これらの行動には、それぞれ目的があります。

健康を磨くのは、できるだけ健康な状態を維持し、やりたいことを楽しめるようにするため。

お金について学ぶのは、生活を安定させ、自分で使えるお金を増やすため。

AIを活用したアプリ制作や情報発信に取り組むのは、収入につなげることや、自分の考えを形にすることなどのため。

では、これらの行動の先には何があるのでしょうか?

自分が本当に求めているものは何なのか?

ここで、これまでの考察とつながってきます。

■ 自分が目指すのは「よく生きること」なのか?

Day2では、アリストテレスの「よく生きる」という考え方について学びました。

そして、自分自身にも問いを投げかけました。

「自分は、よく生きることを目指すのか?」

そのときの答えは、今の時点では「目指したいとは思わない」でした。

自分が目指すのは、あくまでも「幸せな状態になること」です。

「よく生きること」が幸せになるために必要なのであれば、目指そうと思います。

しかし、今の時点では、必ず必要だとは思っていません。

この考えは、今も変わっていません。

アリストテレスが幸福をどのように考えたのかを学ぶことと、その考え方を自分の人生の目標として採用することは、別の話です。

偉人の考え方だからといって、無条件に正しいと考える必要はありません。

自分の目的に役立つのかどうかを考えながら、学んでいきたいと思います。

■ 自分が本当に求めているものは何か?

Day3では、5つの問いについて考えました。

その中で、今の自分にとって大切だと思ったのは、

「自分にとって、幸せな状態とは何か?」

という問いです。

現時点での答えは、

「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」

です。

例えば、Eちゃんとは旅行に行きたい。

Tさんとはカラオケ居酒屋の経営に挑戦したい。

どちらも、自分一人で何かを手に入れることとは違います。

好きな人と一緒に経験することや、何かを実現することに、自分は幸せを感じるのだと思います。

そう考えると、健康・人間関係・お金・資産という4つのダイヤモンドも、単に増やしたり、磨いたりすること自体が目的ではないのかもしれません。

健康を維持すること。

人間関係を育てること。

生活を支えるお金を得ること。

将来の自分を楽にする資産を築くこと。

これらは、自分が望む幸せな状態を実現するために役立つものです。

もちろん、それぞれを大切にすること自体にも意味があります。

ただ、自分が何のために取り組んでいるのかを見失わないようにしたいと思いました。

■ 目的を考えるときに気をつけたいこと

ここで、一つ気づいたことがあります。

目的を考えることは大切ですが、すべての行動に立派な目的を設定しなければならないわけではありません。

例えば、疲れたから休む。

美味しいものを食べたいから食べる。

好きな音楽を聴きたいから聴く。

こうした行動は、それ自体を楽しむために行ってもよいと思います。

何でも将来の成功や成長につなげようとすると、今を楽しむことが難しくなるかもしれません。

自分は、幸せになるために行動したいのであって、行動すること自体を義務にしたいわけではありません。

だからこそ、目的を考えることと同時に、

「今、自分は何を楽しみたいのか?」

という問いも大切にしていきたいと思います。

■ 今日の問い

今日の学びから、自分自身に次の問いを投げかけます。

① 自分が今、時間を使って取り組んでいることは何だろう?

② それぞれの行動は、何のために行っているのだろう?

③ その目的が実現したら、自分はどのような状態になりたいのだろう?

④ 今の自分が目指していることは、本当に自分が望んでいることだろうか?

⑤ 自分が幸せな状態になるために、今できることは何だろう?

■ 今日の一歩

今日の一歩は、

「自分が今、取り組んでいることを一つ選び、その目的を掘り下げる」

です。

例えば、自分が取り組んでいるAIアプリ制作について考えてみます。

AIアプリを作る。 → アプリを公開する。 → 誰かに使ってもらう。 → 役に立つものを提供する。 → 収入につなげる。 → 生活を安定させる。

ここまでは、一つの考え方です。

しかし、自分が本当に求めているものは、生活の安定だけでしょうか?

収入が増えたら、その先に何をしたいのか?

時間に余裕ができたら、何を楽しみたいのか?

好きな人と一緒に挑戦するために、何が必要なのか?

このように、一段ずつ掘り下げてみます。

ただし、必ずしも一つの答えにたどり着く必要はありません。

考えてみた結果、今はまだわからないという答えでも構いません。

自分が何を求めているのかを知ることも、今回のチャレンジの目的だからです。

■ 今日のまとめ

今日、アリストテレスの考え方から学んだこと。

それは、

「目の前の行動だけではなく、その先にある目的を考えてみる」

ということです。

自分が行動する理由を掘り下げていくと、本当に求めているものが見えてくるかもしれません。

ただし、自分が目指すものは、今のところ「よく生きること」ではありません。

自分が目指すのは、「幸せな状態になること」です。

そして、その幸せな状態とは、今の自分にとって、

「好きな人と行動や挑戦を共にできる状態」

です。

この考え方が、これからの学びや経験によって変わる可能性もあります。

だからこそ、今の答えを大切にしながら、これからも考え続けていきたいと思います。

■ 今日の一言

「何のために行動するのか?」を考えることは、「自分は何を幸せだと感じるのか?」を知ることにつながる。

30日チャレンジは、まだ4日目。

偉人の考え方を学びながら、自分自身の答えを探していきます。

明日は、アリストテレスが考えた「徳(アレテー)」について学びます。

今日も、一歩進みます。

【30日チャレンジ|3日目】エウダイモニアとは何か?

「幸福とは何か?」を考える30日チャレンジ。

3日目の今日は、アリストテレスが考えた「幸福」について、もう少し深く考えてみます。

昨日は、『ニコマコス倫理学』について学び、

「人間にとって、よく生きるとはどういうことなのか?」

という問いにたどり着きました。

そして、自分自身については、

「自分が考える『幸せ』とは、手に入れるモノではなく、『幸せ』な状態になる、こと」

「行動や挑戦を選択する自由があるコト」が「幸せな状態」

と考えるようになりました。

では、アリストテレスがいう「幸福」とは、具体的にどういうものなのでしょうか?

■ エウダイモニアとは?

アリストテレスの幸福を理解するうえで重要になる言葉が、

「エウダイモニア」

です。

日本語では一般的に「幸福」と訳されます。

ただ、ここで少し注意が必要です。

現代の自分たちが「幸福」と聞くと、

「嬉しい」

「楽しい」

「満足している」

「幸せな気分」

というような感情を思い浮かべることが多いと思います。

でも、アリストテレスが考えるエウダイモニアは、それだけではありません。

「よく生きる」

「よく行う」

という、人間の生き方そのものに関係するものです。

■ 「幸せを感じること」と「幸福に生きること」

ここで、自分なりに整理してみます。

例えば、

美味しいものを食べた。

好きな音楽を聴いた。

旅行に行った。

友達と楽しく話した。

欲しかったものを買った。

これは、どれも「幸せを感じる瞬間」だと思います。

でも、それだけで、

「自分は幸福な人生を送っている」

と言えるのでしょうか?

逆に、

大変なことに挑戦している。

健康のために食生活を変えている。

将来のために今は節約している。

苦手なことでも勉強している。

誰かのために、自分の時間を使っている。

こうした行動は、その瞬間には「楽しい」と感じないかもしれません。

それでも、後から振り返ったとき、

「やってよかった」

「この経験があってよかった」

と思えることがあります。

ここに、

「幸せを感じること」

と

「幸福に生きること」

の違いがあるのかもしれません。

■ 「幸福」は状態なのか、活動なのか?

昨日の記事で、自分は、

「幸せな状態」

という言葉を使いました。

これは今でも、自分にとって大切な考え方です。

例えば、

「自分で考えることができる」

「自分で選択できる」

「自分で行動を決めることができる」

という状態です。

ただ、アリストテレスの考え方をさらに学んでみると、ここに一つ新しい視点が加わります。

それは、

「その状態にあるだけでいいのだろうか?」

ということです。

『ニコマコス倫理学』では、幸福は単に「徳を持っている状態」ではなく、徳に即した「活動」として考えられています。つまり、良い性質を持っているだけでなく、それを実際の行動として発揮することが重要だということです。

これは、かなり重要な考え方だと思いました。

■ 「自由がある」だけではなく、「自由をどう使うか」

ここで、2020年の自分の「幸せ」の定義に戻ってみます。

「今のように自由に考察できる時間と場所があり、自分で行動するコトを決めることができる状態」

これは今でも、自分にとって大切な「幸せな状態」です。

でも、アリストテレスの考え方を重ねると、

「自由がある」

だけではなく、

「その自由を使って、何をするのか?」

という問いが出てきます。

自由な時間がある。

↓

その時間で何をするのか?

自分で行動を選択できる。

↓

どんな行動を選択するのか?

挑戦する自由がある。

↓

何に挑戦するのか?

ここまで考えると、

「自由」は幸福そのものというより、

「よく生きるための大切な条件」

なのかもしれません。

■ 「持っている」から「使う」へ

これは、昨日考えたことともつながっています。

「お金持ちになったら幸せ」

「健康になったら幸せ」

「資産が増えたら幸せ」

と考えてしまうと、

「何を持っているか」

が重要になります。

でも、

お金があっても、それをどう使うのか。

健康でも、それをどう生かすのか。

自由な時間があっても、その時間をどう使うのか。

知識があっても、それをどう生かすのか。

ということを考えると、

「持っていること」よりも、

「持っているものを、どう使って生きるか」

のほうが重要なのではないかと思えてきます。

■ 4つのダイヤモンドにもつながる

ここで、「4つのダイヤモンド」に当てはめてみます。

💎健康

健康な身体を手に入れることだけが目的ではない。

その身体を使って、どんな人生を送りたいのか?

💎人間関係

仲間をたくさん作ることだけが目的ではない。

その人たちと、どんな関係を築きたいのか?

💎お金

お金をたくさん持つことだけが目的ではない。

そのお金を、何のために使うのか?

💎資産

資産を増やすことだけが目的ではない。

将来の自分や誰かのために、どう生かすのか?

こう考えると、

「4つのダイヤモンドを磨く」

ということも、

単純に「数字を良くする」という話ではなくなります。

健康なら健康を、

人間関係なら人間関係を、

お金ならお金を、

資産なら資産を、

「自分がよく生きるために、どう使うか?」

という視点が必要になります。

■ 幸福は「一日」では決まらない

アリストテレスの考え方でもう一つ気になったのが、

「人生全体」

という視点です。

一日だけ楽しかったからといって、

「この人の人生は幸福だった」

とは言えません。

反対に、

一日だけ大変だったからといって、

「不幸な人生だった」

とも言えません。

アリストテレスは、幸福を「完全な一生」という長い時間の中で考える必要があるとしています。短い一日だけを見て、その人が幸福かどうかを判断することはできない、という考え方です。

これは、自分にとっても大きな気づきです。

■ 「今日幸せか?」だけではなく「人生としてどうなのか?」

例えば、

今日は何もしたくない。

↓

一日中寝ていた。

↓

気持ちよかった。

これは「今日の満足」かもしれません。

でも、

「この生活を1年間続けたら?」

と考えたら、違う答えになるかもしれません。

逆に、

今日は面倒なことを一つ片付けた。

運動した。

勉強した。

誰かに連絡した。

ブログを書いた。

新しいことに挑戦した。

その瞬間は、そこまで楽しくなかったとしても、

「今日も一歩進めた」

と思えるなら、

それも「よく生きる」ということにつながるのかもしれません。

■ 「幸せな状態」と「よく生きる」をつなげる

ここまで考えて、自分の中では少し整理されてきました。

2020年の自分が考えた、

「行動や挑戦を選択する自由があるコト」

は、自分にとって今でも「幸せな状態」です。

でも、それだけではなく、

その自由を使って、

「自分がよいと思うことを実際に行動する」

ことも大切なのではないか。

つまり、

「自由がある」

↓

「選択できる」

↓

「実際に行動する」

↓

「自分がよいと思う生き方を積み重ねる」

という流れです。

これが、今の自分が考える「よく生きる」に近いのかもしれません。

■ 今日の問い

今日の学びから、自分自身に次の問いを投げかけます。

① 自分にとって「幸せな状態」とは何か?

② その状態になったとき、自分は何をするのか?

③ 自分が持っているものを、人生のためにどう使っているか?

④ 「自由があること」と「自由を使って行動すること」は、どう違うのか?

⑤ 今の自分は、「よく生きる」ための行動ができているだろうか?

■ 今日の一歩

今日の一歩は、

「今ある自由を一つ使って、行動する」

です。

大きなことでなくてもいい。

10分歩く。

本を10ページ読む。

誰かに連絡する。

ブログを書く。

部屋を一か所片付ける。

新しいことを一つ調べる。

やろうと思っていたことを一つやる。

何でもいい。

大切なのは、

「自由がある」と考えるだけで終わらず、その自由を実際の行動に変えること。

です。

■ 今日のまとめ

今日、アリストテレスの「エウダイモニア」について学んで、一つの方向性が見えてきました。

幸福とは、

「楽しい気分になること」

だけではない。

「何かを手に入れること」

だけでもない。

むしろ、

「人間として、よく生きること」

に近い。

そして、その「よく生きる」は、頭の中で考えているだけではなく、

実際の行動として表れてこそ意味がある。

ということです。

自分はこれまで、

「自由に考え、自分で行動を決められる状態」

を幸せだと考えてきました。

これは、今でも大切にしたいと思います。

ただ、今日からはそこに、

「その自由を使って、自分はどう生きるのか?」

という問いを加えたいと思います。

■ 今日の一言

「幸せな状態」を手に入れるだけではなく、その自由を使って「よく生きる」。

まだ30日チャレンジの3日目です。

アリストテレスについても、まだまだ理解できていません。

だからこそ、これからさらに学んでみます。

明日は、

「人生には目的がある」

というテーマから、自分の人生の目的について考えてみたいと思います。

今日も、一歩進みます。

【30日チャレンジ|2日目】アリストテレスの「よく生きる」とは?

「幸福とは何か?」を考える30日チャレンジ。

2日目の今日は、いよいよアリストテレスの『ニコマコス倫理学』について学びます。

昨日は、2020年に自分が書いた「幸せとは?」という記事を読み返しました。

2020年の自分は、

「幸せとは、今のように自由に考察できる時間と場所があり、自分で行動するコトを決めることができる状態」

と考えていました。

6年後の60歳になった今、その考えをもう一度問い直しています。

そこで今日は、

「アリストテレスは、幸福をどう考えていたのか?」

を学んでみます。

■ アリストテレスとは?

アリストテレスは、紀元前4世紀の古代ギリシャの哲学者です。

プラトンの弟子であり、後にアレクサンドロス大王の教師を務めた人物としても知られています。

哲学だけではなく、

・倫理学 ・政治学 ・論理学 ・生物学 ・自然学

など、非常に幅広い分野について研究しました。

そのアリストテレスが、人間の生き方について考えた代表的な著作が、

『ニコマコス倫理学』

です。

■ 『ニコマコス倫理学』が考えていること

『ニコマコス倫理学』を一言で説明すると、

「人間にとって、よく生きるとはどういうことなのか?」

を考える本です。

[参考]Wikipedia『ニコマコス倫理学』

ここで面白いのは、

「どうすれば一時的に楽しくなれるか?」

という話ではないことです。

もっと大きな視点から、

「人間の人生全体として、どう生きることがよいのか?」

を考えています。

■ 人間は「何かを目指して行動する」

アリストテレスは、人間が行う行動には、それぞれ目的があると考えました。

例えば、

料理をする。

↓

美味しいものを食べる。

勉強する。

↓

知識を得る。

仕事をする。

↓

お金を得る。

お金を使う。

↓

何かを手に入れる。

というように、一つの行動の先には、別の目的があります。

では、その目的をさらに追いかけていったら、最後には何があるのでしょうか?

「その先には、もう別の目的がない」

というものがあるのではないか。

アリストテレスは、それを人間にとっての「最高善」として考えました。

そして、その最高善を「エウダイモニア」と結びつけて考えます。

■ 「エウダイモニア=幸福」とは?

エウダイモニアは、日本語では一般的に「幸福」と訳されます。

ただし、

「楽しい!」

「嬉しい!」

という感情だけを意味するものではありません。

むしろ、

「よく生きていること」

という意味合いが強い言葉です。

つまり、

「幸せな気分になっているか?」

だけではなく、

「人間として、よく生きているか?」

という問いです。

■ ここで、2020年の自分の考えと比べてみる

昨日確認した2020年の自分の「幸せ」の定義は、

「自由に考察できる時間と場所があり、自分で行動することを決めることができる状態」

でした。

これは、今考えてみても、自分にとってかなり大切なことです。

自由に考える。

自分で決める。

自分で行動する。

これは、今でも大切にしたい。

ただ、アリストテレスの考え方と比べると、少し違いがあります。

2020年の定義は、

「どのような状態なら、自分は幸せなのか?」

という視点が強い。

一方、アリストテレスは、

「どのように生きることが、人間にとってよいのか?」

という視点で考えているように感じます。

■ 「幸せな状態」と「よく生きること」

ここは、今回の30日チャレンジで重要なポイントになりそうです。

例えば、

何もせずに一日中寝ている。

その瞬間は気持ちいいかもしれません。

好きなものを食べ続ける。

その瞬間は幸せかもしれません。

欲しいものを全部買う。

満足できるかもしれません。

でも、

「その生活を1年間続けたら、自分は『よく生きている』と言えるだろうか?」

と考えると、話は変わってきます。

つまり、

「気持ちよいこと」と「よく生きること」は、必ずしも同じではない。

ここが今日の大きな気づきです。

果たして、自分は「よく生きること」を目指すのか?この考察は大事なポイントとなると思いました。

■ 幸福は「結果」だけではない?

もう一つ気になったことがあります。

例えば、

「お金持ちになったら幸せ」

「健康になったら幸せ」

「自由になったら幸せ」

「成功したら幸せ」

と考えると、幸福は「何かを手に入れた結果」になります。

もちろん、それらは人生の幸福に関係するでしょう。

でも、何かを手に入れた結果を求めると人間の欲望には限りがなく、いつまでたっても幸せな状態になれない気がしました。

自分が考える「幸せ」とは、手に入れるモノではなく、「幸せ」な状態になる、ことだと考えるようになりました。

どういう状態が「幸せ」なのかと、あらためて言語化してみると「行動や挑戦を選択する自由があるコト」が「幸せな状態」であると思うようになりました。

今の自分は、身体の問題や経済的には満足な状態ではありません。

ただ行動を選択できる自由はあります。

このような状態を自分は「幸せな状態」と思うようになりました。

アリストテレスの考え方からすると、

「何を持っているか」

だけではなく、

「どのような人間として生きているか」

も重要になります。

これは、現在考えている「4つのダイヤモンド」にもつながってきそうです。

■ 4つのダイヤモンドは「何を持つか」だけではない

健康。

人間関係。

お金。

資産。

最初は、これらを「磨いていくもの」と考えていました。

でも、今日のアリストテレスの考え方を重ねてみると、

「どれだけ持っているか」

だけではなく、

「それらをどう扱っているか」

も大切なのではないかと思います。

例えば、

健康のために節制できるか。

人間関係のために誠実でいられるか。

お金を適切に扱えるか。

資産を長期的な視点で育てられるか。

つまり、

「何を持っているか」だけではなく、「どんな人間として、それを扱っているか」

という視点です。

この視点は自分の幸せを考える時に取り入れていきたい視点だと思いました。

■ 今日の問い

今日の学びから、自分自身に次の問いを投げかけます。

① 自分が今、追いかけている「目的」は何だろう?

② その目的の、さらに先にあるものは何だろう?

③ 自分が欲しいものを手に入れたら、本当に「よく生きている」と言えるだろうか?

④ 「幸せな状態」と「よく生きること」は、自分にとって同じだろうか?

⑤ 2020年の自分が考えた「自由に考え、自分で決められる状態」は、今の自分にとってどれくらい重要だろうか?

■ 今日の一歩

今日の一歩は、

「今、自分が追いかけているものを3つ書き出す」

です。

例えば、

・健康

・お金

・仲間

・資産

・自由

・仕事

・挑戦

など。

そして、それぞれについて、

「それを手に入れたら、その先に何が欲しいのか?」

を一段深く考えてみます。

例えば、

お金が欲しい

↓

生活を安定させたい

↓

安心して暮らしたい

↓

自分の時間を持ちたい

↓

自由にやりたいことをしたい

↓

では、「自由にやりたいこと」とは何なのか?

という具合です。

これを掘り下げていくと、自分が本当に求めているものが見えてくるかもしれません。

■ 今日のまとめ

今日、アリストテレスから学んだこと。

それは、

幸福を「一時的な気分」だけで考えない。

ということです。

「楽しい」

「嬉しい」

「気持ちいい」

という瞬間的な幸福だけではなく、

「自分の人生全体として、よく生きているのか?」

という視点を持つ。

これは、これまで自分が考えてきた「幸せ」という言葉とつながるところがありました。

2020年の自分は、

「自由に考え、自分で行動を決められる状態」

を幸せと考えました。

2026年、60歳になった自分は、そこに、

「自分は、どんな人間として生きたいのか?」

という問いを加えてみたいと思います。

■ 今日の一言

「幸せな状態」を探すだけではなく、「よく生きる」とは何かを考えてみる。

30日チャレンジは、まだ2日目。

答えを急がず、一つずつ学んでいきます。

明日は、アリストテレスが考えた「エウダイモニア(幸福)」について、もう少し深く掘り下げてみます。

今日も、一歩進みます。

毎日唱えている「朝と夜の言葉」~8つの学びの順番を組み込んで~

行動と挑戦をしやすい自分になるために、毎朝・毎晩、自分に言い聞かせている言葉を残しておきます。

今回は、自分を教育する学びの順番「6つの教育」に、その先の2つを加えた「8つの学び」を言葉に組み込みました。


自分を教育する「8つの学び」

  1. 知る
  2. 気付く
  3. 学ぶ
  4. 身に付ける
  5. 伝える
  6. 共感を得る
  7. 世界を創る
  8. 拡げる

(1)〜(4)は自分の内側を育てる段階、(5)〜(6)は外に出して仲間をつくる段階、(7)〜(8)は仲間と自分の世界を創り、広げていく段階です。

朝は「動くためのスイッチ」、夜は「振り返り、感謝して手放すためのスイッチ」として使っています。


🌅 朝の言葉

今日という日を決める

  • おはようございます
  • 今日もいい天気だ
  • 今日も一日最高の日にしよう
  • 雨でもいい天気
  • 最高かどうかは自分が決めるコト

今に集中する

  • 人生には今しかない
  • 今日一日のコトだけを考える
  • 結果がどうとか関係ない
  • 後のコトは考えない
  • 一日一日の目の前の問題に集中し100%全力で取り組む

即行動する

  • 即断即決即挑戦
  • 後でやろうと思ったコトは今やろう
  • 面倒だと思ったコトほど先にやろう
  • 意図的な選択と成長する習慣を身に付けよう

学びを深める(知る・気付く・学ぶ・身に付ける)

  • 今日、新しいコトを知ろう
  • 知ったコトの中に、大切な気付きを見つけよう
  • 気付いたコトは、学びに変えよう
  • 学んだコトは、今日のうちに身に付けよう

仲間と世界を創る(伝える・共感を得る・世界を創る・拡げる)

  • 今日出会う人には、まず自分から与えよう
  • 今日の挑戦を、誰かに伝えよう
  • 共感してくれる仲間と、自分の世界を創り、拡げていこう

🌙 夜の言葉

今日を振り返る

  • お疲れ様、今日も一日やり切った
  • 今日一日、目の前のコトに全力だったか
  • 結果は関係ない、それでいい

学びを確認する

  • 今日、新しく知ったコトは何だろう
  • 今日、気付いたコトは何だろう
  • 今日、学んだコトは何だろう
  • 今日、身に付いたコトは何だろう

行動と貢献を確認する

  • 今日、誰かの役に立てただろうか
  • 今日、自分の挑戦を誰かに伝えられただろうか
  • 今日、誰かの共感を得られただろうか
  • 今日、自分の世界を一歩、創り拡げられただろうか
  • 今日、面倒だと思ったコトを先にやれたか

手放して感謝する

  • できなかったコトがあっても構わない
  • それも含めて今日という一日だ
  • 明日はまた、今日の続きじゃなく新しい一日
  • 決断し、行動し、与えた一日に感謝しよう
  • 今日という日は、もう二度と来ない
  • だからこそ、今日を生きられたコトに感謝する

毎日の積み重ねが、行動と挑戦をしやすいマインドをつくってくれると信じています。

【30日チャレンジ|1日目】幸福とは何か?

今日から、新しい「30日チャレンジ」を始めます。

今回のテーマは、

「幸福とは何か?」

です。

これまで自分は、健康、お金、人間関係、資産などについて、それぞれ考えてきました。

でも、ふと考えてみると、

「健康になるのは、何のため?」

「お金を稼ぐのは、何のため?」

「資産を増やすのは、何のため?」

「人間関係を良くして、どんな人生を送りたいのか?」

という、もっと根本的な問いがあることに気づきました。

そこで、今回の30日間では、まず「幸福」について考えてみることにしました。

■ そもそも「幸福」って何だろう?

自分が「幸せ」と聞いて最初に思い浮かべるものは何だろう?

お金があること。

健康であること。

好きなことをしていること。

気の合う人と一緒にいること。

自由であること。

美味しいものを食べること。

旅行すること。

仕事がうまくいくこと。

人から認められること。

いろいろなものが思い浮かびます。

でも、ここで一つ疑問があります。

「欲しいものを全部手に入れたら、本当に幸福になれるのだろうか?」

逆に、

お金がなくても幸せそうな人。

大きな成功をしていなくても充実している人。

大変な状況の中でも、生きる意味を感じている人。

こういう人もいます。

そう考えると、

「幸福=自分の欲しいものを手に入れること」

だけでは説明できないように思います。

■ 2000年以上前から考えられてきた

今回の30日チャレンジでは、過去の偉人や思想家からも学んでいきます。

その最初に取り上げるのが、古代ギリシャの哲学者アリストテレスです。

アリストテレスは、今から約2300年前に、

「人間にとって最高の善とは何か?」

という問いを考えました。

そして、その答えとして「エウダイモニア」という概念を中心に『ニコマコス倫理学』をまとめています。

日本語では一般的に「幸福」と訳されますが、単純な「楽しい」「嬉しい」という感情だけを意味する言葉ではありません。

「よく生きること」

「人間としてよく生きること」

という意味合いを含んでいます。

つまり、

「今日は楽しかった」

という一時的な感情だけではなく、

「自分の人生全体として、よく生きているのか?」

という問いです。

■ 「幸せ」と「よく生きる」は違うのか?

ここが今回の30日間で考えていきたい大きなテーマです。

例えば、

今日は好きなものを食べた。

楽しかった。

欲しいものを買った。

嬉しかった。

これは確かに「幸福な瞬間」だと思います。

でも、

「自分の人生全体として、それでよいのか?」

と考えると、少し違う話になってきます。

健康を犠牲にして毎日好きなものを食べ続ける。

お金を使い続けて将来困る。

人から認められるためだけに無理をする。

楽だから何も挑戦しない。

その瞬間は快適でも、長い目で見たら「よく生きている」とは言えないかもしれません。

だから、

「幸福=その瞬間の快楽」

と、

「幸福=人生をよく生きること」

は、一度分けて考えてみる必要がありそうです。

■ 自分にとっての幸福とは?

ここで、今の自分に問いかけてみます。

自分は、何を手に入れたら幸せなのだろう?

以前なら、

「お金があれば……」

「もっと健康なら……」

「もっと自由なら……」

と考えていたかもしれません。

もちろん、お金も健康も自由も大切です。

でも、それらは「目的」なのか、それとも「手段」なのか?

ここは、これからじっくり考えてみたいところです。

■ 「4つのダイヤモンド」も目的ではない

現在、自分は人生を、

・健康 ・人間関係 ・お金 ・資産

という「4つのダイヤモンド」に分けて考えています。

これは、自分の人生を整理するための大切な枠組みです。

でも、今日のテーマを考えてみると、

「健康を磨くこと」

「人間関係を磨くこと」

「お金を整えること」

「資産を作ること」

そのものが人生の目的ではないはずです。

その先に、

「どんな人生を送りたいのか?」

があります。

つまり、

4つのダイヤモンド

  ↓

人生を豊かにするための手段

その先に、

「自分にとっての幸福」

がある。

そんなふうに考えることができそうです。

■ 今日の問い

今日、すぐに答えを出す必要はありません。

むしろ、これから30日間をかけて考えていきます。

今日の問いは、この3つです。

① 自分にとって「幸せな瞬間」はどんなときか?

② 今まで「幸せになるために必要だ」と思っていたものは何か?

③ それは「目的」なのか、それとも「手段」なのか?

■ 今日の一歩

今日の一歩は、

「自分が幸せを感じた瞬間を3つ書き出す」

ことにします。

大きな出来事でなくてもいい。

旅行でも、仕事でも、食事でも、誰かとの会話でも、何気ない一瞬でもいい。

「なぜ、その瞬間に幸せを感じたのか?」

まで考えてみます。

■ 今日のまとめ

今日の時点では、まだ「幸福とは何か?」の答えは出ていません。

でも、一つ気づいたことがあります。

それは、

「幸せな瞬間」と「よく生きること」は、同じとは限らない。

ということです。

そして、この問いを2000年以上前のアリストテレスも考えていた。

そう考えると、少し面白くなってきました。

これから30日間、

アリストテレスの『ニコマコス倫理学』を入り口に、

ストア哲学、マズローなどの考え方にも触れながら、

「幸福とは何か?」

「人間にとって、よく生きるとは何か?」

を考えていきます。

そして最後には、

「自分にとっての幸福とは何か?」

を、自分の言葉で書けるところまで持っていきたいと思います。

■ 今日の一言

幸福を探す30日間の、最初の一歩。

答えを急がず、まず問いを持つところから始めます。

できなかったことを責めない。

でも、そのままにしない。

今日も、一歩進みます。